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武士の一分

2006/12/4(月) ~ No.2 ~
 公開前から楽しみにしていた山田洋次監督の時代劇三部作の
最後を飾る 『武士の一分』 を観て来た。 藤沢周平の時代劇は
慎ましく人情味溢れる下級武士の主人公が魅力で、この作品の
三村新之丞と加世の互いに思いやる夫婦も勿論 素敵なのだが、
その二人を温かく見守る笹野演じる下僕の徳平が渋くてとても
良い味を出していた。寒い冬に ピッタリの心温まる人情劇で有る。

 毒見役の主人公が毒に当り失明し、苦悩する姿を観ていると、
ややもすると五体満足な事が当たり前に思っている自分に気付
きハッとさせられた。本当は感謝しなければいけない事なのだと
つくづく思った。

 家に帰ると、小6の次男に 「学校の宿題で父親の事を調べねば
ならぬ」 と色々質問された。その中に 「仕事を止めたいと思った
事はありますか?又 それは何故か?」 と言うのが有り(殆ど担任
の趣味か?
)、「はい。充分働いたので隠居し、読書や映画を観た
り自由に暮らしたいと思った為」 と答えたが、「君のお父さんは
怠け者だね」 などと言われたら洒落にならぬ。(どうしましょう!
「お父さんの好きな言葉は?」 「今日観た映画に出て来たのだ
が、 ”共に死するを以って、心と成す。 勝ちはその中に有り。
必死すなわち生くる成り。”」 「君のお父さんは、観た映画の
影響を直ぐ受ける様だね」 (大きなお世話である!

 さて、私の「一分(面目)」、「譲れないもの」とは何であろうか? 
う~む。 やはり、私も ・・・ 「家族」でがんす。

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製作: 2006年
監督: 山田洋次
出演: 木村拓也/壇れい/笹野高史/小林稔侍/
     緒方拳/桃井かおり/板東三津五郎
採点: ★★★★☆
----

【To be continued.】
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コメント

こんばんは

主人も気にしている『武士の一分』。

「誰が見るんだろうね」
「え、見に行きたい?」
「 … 誰が見るんだろう、って思っただけ」
「壬生義士伝もなかなか良かったよね。それに、山田監督って有名な人なんでしょ」
「(こくこく)」
「じゃあ行こうか?」
「そんなに行きたいなら、行ってあげる」
交際中の中学生のような会話をここ数日繰り返している夫(1960誕)と私です。

こんにちは!

”猫まんま ”さん、コメント有難う御座いました。

良いと思いますよ! ご主人とご一緒に観る 『武士の一分』。 人情ものなら藤沢周平原作/山田洋次監督作品に外れは有りません。 私は真田広之/宮沢りえ主演の第1作目 『たそがれ清兵衛』 も大好きです。

私が観た、ここ北関東の片田舎の映画館でも大ヒット/満員でした(メンズディでも女性が多かったのはキムタクが出てるから?)。 少々世知辛い世の中で、この作品は格好の清涼剤だと思います。

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笹野高史

笹野高史笹野 高史(ささの たかし 、1948年6月22日 - )は、日本の俳優。日本大学芸術学部中退。兵庫県津名郡一宮町 (兵庫県津名郡)|一宮町(現淡路市)出身。グラン

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